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[ふたりで生きる]第1話

2009年09月27日刊行/オリジナル/コピー誌・中綴じ/TSSP-0004/200円
文=box-man(trash style)  表紙・装丁・キャラクターデザイン=雅川犬丸(BLWH



『ふたりで生きる』第1話/予告ページ

− 作品解説 −
この作品は学生たちの三角関係を題材にした。文体をライノベ風に読みやすく、などのコンセプトはあったのだが、それはあくまで「あたためている企画」のひとつに過ぎなかった。しかし犬丸さんと会話しているうちに色々と膨らんできてしまい、サンクリに参加して連載型小説同人誌を刊行する事までに話は進んでしまった。
キャラクタで真っ先に思いついたのは当然、双子。双子を題材にした作品はさまざまあって、各人のアイデンティティについて取り上げたものが多くあるのだけど、この作品においては双子が自分のアイデンティティを自ら否定し周囲を振り回す、という一捻りをくわえた設定にした。その結果、作者の僕自身がキャラクタに振り回されてしまったのだけど。キャラクタが作者の意図を無視して暴れまわる、ということはよく聞く話だけど、とうとう僕にもそれが回ってくるとは…。先がどうなるのかまったく持って不明。
キャラクタの造形に関しては犬丸さんに丸投げ(笑)してしまった。最初書かれたカットはサークルカットに使用され、余り役に立たないウェブサイト「circle.ms」に掲載された予告用電子ペーパーにも使用された。そもそも犬丸さんにキャラクタの造形を丸投げ(笑)したのは、作品の企画段階では僕がうまくキャラクタの外見を考えられないからだ。原稿を書き進めているとキャラクタというものが段々と頭の中で、そして文章の中で固まっていくのだけど、僕の遅筆に犬丸さんを巻き込むわけには行かないし、どのようなキャラクタが創作されてくるのかが面白い、と思ったからだ。犬丸さんにはいい迷惑かもしれないけれど。キャラクタは意外とツンデレ系ロリっぽくて意外だった。表紙のみだった第1巻の絵も、以降は挿絵も入れられるような制作進行を目指したい、と思う。

− イベントレポ −
プロットを模索し、キャラクタを作り、ある程度原稿は書きあがっていたのだが、9月中旬に発生した執筆用モバイルPCの故障によってすべてがおじゃんになった。残されたのはノートの切れ端に書いたメモと頭の中身のみで、非常に苦しい進行となってしまった(…まあいつも進行は厳しいのだけど)。ほぼ無理だと思っていたが、休日を丸々使って突貫で原稿をまとめたので、どうにか刊行することが出来た。イベント当日の朝、西池袋にある「キンコーズ」で印刷。あとは会場で細々と製本をするだけなので楽勝だと思いきや一括印刷時の指定ミスに気付かず処理を実行してしまい、数十部分の同人誌の印刷物がゴミになり、印刷代が倍になってしまった。よりにもよって貧乏なこの時期に。開場より前にブルーに。サンクリには創作小説ジャンルで申し込んでいたのだけど予想通りに閑古鳥がカンコカンコと鳴いており、これからの活動方針を改めて考え直すことになった(犬丸さんもジャンルの枯れっぷりに驚いていた)。自分としてはかなり頑張ったほうだし、犬丸さんのイラストもステキなので「イケる」という自信はあったのだけど、自分の作品を知らせることへの努力不足が祟った結果となった(決して、小説系同人誌がもう相手にされていないからとか、犬丸さんの表紙につられて見にくるヒトが多々いたけど中身が小説と分かるとそそくさといなくなったとか、そういう泣き言は言わないよプッチャン!)。帰りの打ち上げというか遅い昼飯を食っている時に再びブルーになって僕が無口もしくは受け答えもろくに出来なくなってしまい陰惨な食事になった。

− 予定 −
第2巻は来年の頭に開催されるサンクリにて刊行。参加費も払っていないし申し込んでもいないのだけど。笑。

− イラスト −
『ふたりで生きる』第1話に関しては製作にあたって2枚のイラストが犬丸さんによって描かれた。1枚目はサークルカット用、2枚目が同人誌の表紙用。3枚目は僕がイベント時に配布する予定だったペーパー。僕の手書きによるものだが、書き終わったのが午後2時過ぎだったので誰にも配れなかった。何を書いてあるのか僕にも分からない。4枚目はイベント時に犬丸さんがスケブに描いたイラスト。鉛筆書きだったけれど、放っておいたらペン入れまでしていたかもしれない。
※イラストをクリックすると拡大します。
 

■電子ペーパー■

2009年07月13日に「circle.ms」にて公開した。この時『思考錯誤』というタイトルになっていたのは、双子姉妹と主人公がトライ・アンド・エラー(試行錯誤)を繰り返しながら関係を深めようとして挫折する、という展開を想定していたからだ(現在この展開はボツにしてある)。デザインのノウハウも技術もない僕がひたすらソフトを使って製作したのだが、見辛いしヤンデレくさいコピーをつけたりと、余り気に入っていない。「circle.ms」は誰もが閲覧できるウェブサイトと思いきや、実際は会員登録しないと詳細が見ることが出来ないので「意味ねえじゃん!ドアホ!」と此処での広告活動を止めることにした。

■サークルカット■

サンクリ45に申込み時に使用。元のイラストをスキャンしてトリミング、いつものフォントを使って製作した。サンクリにてあてがわれたスペースが隅っこ(お誕生席ではない)だったので、それなりの販売力を予想されていたのかも知れないが、まったく売れなかった。泣ける。

■配布(予定だった)ペーパー■

イベントで配布しようとした手書きのペーパー。作成する時間が取れずに「キンコーズ」にて書いていたのだけど”事故”によって書き上げる気力がなくなってしまい、イベント時に細々と書き上げた。何を書いているのか僕でも良くわからない。

■POPイラスト■

イベント開催時に犬丸さんが描いたイラスト。いつもは僕の手書きのPOPが書いて展示してあるのだが「ネガティブすぎる」と言われた。顔つきが微妙に大人っぽくなっているのがポイント。

− 履歴 −
lolipopに移転したためリンク先を変更。(2012/11/21)
イラスト2点(イベント用ペーパー、POP)を追加(2009/11/02)
ページを製作(2009/10/05)